オンラインでペアプログラミングしてみました

ペアプロ合コンで知り合った方と、オンラインでペアプロをやってみました。
思った以上に快適だったので、手順をまとめてみます。
両者のPCがWindowsなのを前提にしていますが、Macでも同様にできそうです。

概要

例えば、男性が教える側(ナビゲーター)、女性がコードを書く側(ドライバー)とします。

  • 男性のPCに開発環境を用意します
  • リモートアシスタンスで女性を招待し、男性のPCに接続します
  • 女性側から「制御の要求」をし、男性側で許可します

これで男性のPCの画面が女性側から見えるようになり、マウスとキーボードで操作もできます。
実際に会ってノートPCを貸しているのとほぼ同じ状態ですね。

男性側からも操作できるので、ややこしい作業をするときにアシストしたり、
ここのところね、と示すのにマウスカーソルや範囲選択を使ったりもできます。

テキストチャットだと大変なので、Skypeなどで音声通話しながら進めるのがいいでしょう。

詳しい話

開発環境はご自由にどうぞ。男性側のみが用意すればいいのもこの方法のメリットです。

リモートアシスタンスの使用方法は、こちらを参考にしてください。
http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/win2ktips/1409rassist7/rassist7.html

「簡単接続」はうまくいかなかったので、「招待をファイルに保存」を使用しました。
ファイルとパスワードを相手に送信する必要がありますが、これもSkypeなどで行うと簡単です。

男性側のPCの方が解像度が高い場合は、女性側に合わせて解像度を下げると
くっきりした画面で見ることができます。逆の場合はたぶん問題ないでしょう。

注意点

デスクトップがすべて見えてしまうので、プライバシーにご注意。
デスクトップやブックマークの見られたくないものは隠しましょう。
またブラウザをプライベートブラウジングモードにしたり、
ATOKの予測候補を非表示にしたりしておくとよいと思います。

感想

PCのスペックや回線状態にもよると思いますが、レスポンスが良く想像以上に快適です。

接続も手こずるかと思ったのですが、特にルータの設定なども必要なく、あっさりつながりました。
UPnPでうまくやってくれてるんですかね。

Macの方もiChatで同様のことができるそうなので、試してみてはどうでしょう。

オンラインで気軽にできるので、週末のちょっとした空き時間などが活用できておすすめです。