第1回ペアプログラミング合コンに行ってきました

第1回ペアプログラミング合コンに行ってきました。レポートしてみます。

申し込み

Zusaarのページで、先に女性枠の募集がありました。
その頃Twitterで見かけて、おもしろすぎる、参加するしかないと決意。
集まるのかなー、と見ていたら、しばらくして20人の枠がちゃんと埋まっていました。

[twitter:@pp_con] をフォローして、男性枠を待機。
運良く、募集開始数分後に気づくことができました。
すぐ申し込み。その時点ですでに私は9人目でした。
眺めているとみるみる枠が埋まり、開始45分後には20人の枠が埋まりました。
その後も補欠が増え続けて、最終的に114人。あまりの盛況で募集打ち切りになってしまいました。

選考

人が集まりすぎたせいか、早い者勝ちになったからか、
運営の方も参加者のスキルが不安になったのでしょう。事前選考が行われました。
補欠からの繰り上がりもあるとのことです。

Rails / CakePHPの経験をPRしてください、という内容。
PR文でいいのかなと思って、過去に作ったものの説明などを送りました。

するとしばらくして、

コードで示してほしい。GitHubのアカウント持ってるよね?

という連絡が来ました。
後出しかよ、と思いましたが、やってやろうじゃん、という気持ちもあり、応じることにしました。

特にアイデアもなかったので、事前にもらっていた当日のお題のとおり、
マイクロブログのようなものを作って提出しました → デモソース
模範解答にしておけば外さないだろうとか、当日のイメトレにもなるだろうという目論見もありました。

当日

無事選考を通過し、当日です。

会場は暖色系の落ち着いた雰囲気。大きなテーブルが5つと、ソファーの席もありました。

自己紹介シートが配られたので目を通してみます。
参加者の層はなかなか幅広く、女性は20代前半〜30代、男性は20代後半〜30代くらい。
女性は大学生からベテランのエンジニアまで幅広く、男性はバリバリのエンジニアが多い印象でした。
プログラミング経験も人それぞれで、男女ともに初心者から10年以上のベテランまでいたようです。

まずチーム分けが発表されて、参加者はそれぞれのテーブルに分かれました。
チーム名は動物の名前で、Ruby関連のオライリー本の表紙から取ったそうです。

続いてスタッフの方からアナウンスや、ペアプロについて簡単な説明。
その後herokuの中の人からherokuの紹介がありました。
このへんは普通に勉強会っぽいものの、フランクな雰囲気で話していただいて場の緊張がほぐれてきました。

第一幕

くじ引きをして最初のペアを決定。隣に座ってペアプロスタートです。
時間は30分×2で、間に10分の休憩をはさみました。

最初はお題通りマイクロブログを作ることに。
ペアの方はプログラミング初心者だったので、
解説と雑談を交えつつ、Railsチュートリアルをゆっくり進めました。
scaffoldを生成し、そのコードを参考にトップページを作り始めたところで時間切れ。
htmlの経験がある方で、ここから楽しくなるところだったので残念です。

休憩時間にはお菓子やケーキが振る舞われました。おいしく食べつつ雑談。
お菓子もそこそこに、ガリガリ実装を進めるペアもいたようです。

ワールドカフェ

ペアプロが一区切りついた後、各テーブルでワールドカフェをしました。
私も含め、初挑戦の人が多かったようです。

テーブルの真ん中に大きな紙を置いて、その中央にお題を書きます。
そこになんか適当な物を「トーキングオブジェクト」として置きます。
話す人はこれを取り、話し終わったら戻します。持ってないときは話してはいけません。口をはさむの禁止、というシステムです。
あんまり話してない人がいたら、話を振りつつ渡してあげたりもします。

で、お題からどんどん話を広げていきます。ブレストのように人の意見を拾ったりしつつ、自由に話します。
お題は「プログラミング」で、言語やエディタの話につながっていって盛り上がりました。

第二幕

同じテーブルで再度くじ引きをしてペアを交代。同じ時間配分で第二幕です。

今度のお相手はディレクターの方で、自分でコードを書くよりは
Webアプリがどういう仕組みかを知りたい、ということでした。

動作デモやコードを見ながら、MVCの役割分担・JavaScriptがカバーする範囲などを話しました。
中でも、Viewでのhtmlとerbの連携に興味を持ってもらえました。
そこから、エンジニアとデザイナの分業をどうするかという話につながったりもしました。
CoffeeScriptにも興味があるそうでしたけど、私が未経験で実演できなかったのが残念。

懇親会

2セットのペアプロが終わって、懇親会です。
同じ会場で、オードブルを並べて立食形式。

前に行った勉強会では1人でぼーっとしている人も結構いたのですが、
ここではそれもほとんどなく、男女もほどよく混ざり合ってとても盛り上がっていました。

どうも多くの人に覚えてもらえていたようで、何度も話しかけてもらえました。
事前に #ppcon でつぶやきまくり、当日もアイコンを印刷した名札を下げていたからだと思います。
これ、意識してやってみるといいかもしれません。他の勉強会でも使えそうですね。

酒が回ってきたところで、なぜかその場の勢いでワールドカフェが始まりました。

お題は「理想のデート」→ ラーメン → 飲み放題 → ホテル行く、けど何もしない → 飲み放題
コスプレ → 制服 → セーラー?ブレザー? → ニーソ → 黒派?白派? → いや、黒タイツ

楽しすぎです。この場の男女比は推して知るべし。

二次会

さらに希望者で近くの居酒屋へ。女性参加者が少なかったのが残念。
4人ずつのテーブルとカウンターに分かれましたが、
イスを動かして集まったりもしてここでも大盛り上がり。

ところで、

うp!うp! その場にいなかったのが悔やまれます。

これに限らず、懇親会の時から楽しそうに談笑したりハグしたり、女性陣同士もとても仲良かったです。

まとめ

私の文章だと堅めに感じてしまったかもしれませんけど、全体通して和やかでとてもいい雰囲気でした。

プログラミングそっちのけで合コンになるか、ガチで勉強会になるかのどっちかを想像していたのですが、
後者に寄りつつも堅くなりすぎず、いい会だったと思います。運営の方の手腕を感じました。

ガツガツした人もいなくて居心地がいいので、合コンと聞くと尻込みしてしまう人にもおすすめです。